地域の格言

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家の近くの地域の掲示板にどこかのお寺の人が書いた格言が貼ってある。その内容は月に一度変わる。だいたい他の人に良いことをして生きろよというような内容のことが書いてある。それほど気に入っているわけではないが、毎日なにも変わらない通勤経路のなかで、月一で変わるそれをすこしだけ、楽しみにしている。
2ヶ月ほど前の格言はこう書かれていた。

「この世の終わりはあの世の始まり」

まったくその通りだ。異議なし。人によって異なる考え方もあるだろうけど、少なくとも自分にとっては疑いようのない意見だ。

しかし、この言葉でなにが伝えたいのだろうか。この世が終わってもあの世があるから大丈夫だよということなのか、それともあの世が始まってしまうからしっかり生きろよということなのか。うーん、わからない。どちらにせよ、今をしっかり生きろ!ということなのだろうが、おそらく私はまだその言葉を理解できる境地に至っていないようだ。まーそんなこともあるけれど、毎月チェックしている。今月の格言はこうだ。

「人間は失意の時に善根が培われる」

なるほど、今回は良いことを書いている。

今年の初詣のときに引いたおみくじを財布の中に入れてある。聞いたところによると、おみくじは木に結んでも、持ち帰ってもいいそうだ。ちなみ今年の運勢は吉だ。良くも悪くもない。どちらかというと悪い方かもしれない。時々そのおみくじを取り出し読み返す。

「命あること生きることが奇跡の連続である。感謝の反対は当たり前。毎日生まれ変わったように丁寧に生きよ。」

言葉には強く心を動かす何かを持っていると思う。文字にするとなおさら強く感じる。当たり前のようにある地域の格言にも感謝しなければ。今年はこの言葉だけで生きていけるような気がする。

 

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