人間は9タイプ

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せっかくの盆連休は台風で交通機関もすべてストップして、缶詰め状態だった。雨の降り方自体はさほど大したこともないのだが、電車も路面電車も、前日にあらかじめ運休にすると決めたものだから、どうしようもない。

こんな時はすでに読み終わった本のブログ記事でも書こうかと、パソコンに向かうのだが、こういうときほど進まない。ぜんぜんアイデアが浮かばないし、何よりやる気が出ない。

外を散歩しているときや、本屋をうろうろしているときには次から次にアイデアが浮かんでは消えていくのになと毎回思う。そういうときにはメモするものを持っていないから、これもまたもどかしい。

やる気を出すのをあきらめて、気分転換に先日ブックオフで見つけた本を手にした。坪田信貴さんの「人間は9タイプ」だ。前々から読んでみたかったが、なかなか購入に踏み出せなかった本だ。

坪田信貴さん「ビリギャル」の著者で知られている。坪田塾の塾長として、学生の教育を行うだけでなく、自ら会社を立ち上げて経営者としての顔もあるそうだ。

この本には診断テストはついていて、自分のタイプを診断できる。タイプには献身家、芸術家、堅実家、楽天家などがあり、各タイプによって、その人との接し方や、モチベーションの上がり方は異なるらしい。

この本にある診断テストをやってみた結果、自分のタイプは芸術家研究者タイプらしい。傾向を要約すると、個人プレーを好み、他者との違うことに喜びを感じるそうだ。会社の中ではかなり扱いづらい人間だろうなと思う。少し申し訳ない気持ちだ。

タイプ別アドバイスはそうそうとつい頷いてしまうほど。客観的に自分の良さと悪さを理解することができる。自分のタイプを知った上で仕事をすることで、より自然体で仕事に取り組むことができるかもしれない。ただ、自分らしくいられるために大事なのは、やはり周囲の人の理解も重要になってくるだろう。

扱いが難しいと思う部下がいる場合には、この診断テストを受けてもらってそのタイプに合わせた対応の参考にするのもありだ。何より、みんなタイプ診断は好きだ。これをひとつのきっかけとしてコミュニケーションが進むかもしれない。

職場の上司知ってもらいたいときにに「私はこういうタイプなので、ここに書いてあるように扱ってください!」とど直球でお願いしてみるのはどうだろう。案外仲良くなれるかもしれない。

どちらにせよ、こういった診断を用いて相手を理解する、自分を理解してもらう姿勢をみせることで、「今時の若者はわからん」といった的外れな理由で交流を諦めるようなことがなくなるんじゃないかと思う。

何事も姿勢が大事だ。

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