2019年

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2018年が終わった。ありきたりな言葉だが、時間が経つのはあっという間だ。

今年は個人的に本当に色々なことがあった。目が回りそうなほど色々なことが起きて、色々なことが変わった。

まず、4月には会社内での異動があり、業務内容がガラリと変わった。場所が変われば職場の雰囲気は全然違う。仕事の進め方も違っていて、言葉の通じない外国に来たような感覚だった。そこから半年間は、関わる人が変わるとこうも違うのかと戸惑ってばかりの日々だった。

夏には大雨災害があった。台風が来たわけでもなんでもなく、大雨でこんなに大規模は被害が出るとは思ってもみなかった。私の家の近くの川も氾濫寸前まで増水した。恐ろしくなり、急いで車で避難しようとしたが、タイミングが遅かった。すでに道路は分断されていた。どうしようもなく、ホームセンターの屋上駐車場で一晩過ごし、朝を迎えて道路に出てみると、増水した川によって、道路が半分無くなっていた。自然の脅威を改めて感じた。

10月には引越しをした。当たり前だけど、引越しというのは案外疲れる。肉体的な面だけでなく、どのあたりに住むか、家賃はどのくらいで、どんな条件で・・・と考えることが山積みだ。また、住み始めて結構な間、自分の家じゃないような感覚が残っていて、なんとなく安心しない。最近になってようやく少しずつ慣れてきた感じがする。

仕事もプライベートも全て変わってブログの更新頻度がかなり減ってしまった。それでも、本棚の前に座って今年読んだ本を眺めていると、今年もたくさんの本を読んだなあと実感する。

あっという間に過ぎてしまったように感じるけれど、こつこつとやっていることは案外積み重なっているんだと思う。

今年読んだ本一つ一つに新しい発見があって、すこしずつ自分が作られていくような感覚がある。どれだけ読んでも本を読みたい欲は無くならない。

たくさんの本を読んで何か意味があるのか、何か役に立つのか、なんのために読むのか。そんなことをよく聞かれるけれど、おそらく答えはないことなんだと思う。今は、「本を読みたい」という気持ちを大切にしていきたい。

今年もたくさんの良い本と出会えますように。

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