ねこ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

昨日は世界ねこの日だったようだ。ツイッター上では我が子が一番といわんばかりにたくさんのねこの写真がアップされている。

とても幸せだ。ねこはかわいい。それはもう、ほんとに。

なにを隠そう私はばりばりのねこ派だ。すごく懐いて体を擦り付けてきたり、一緒に遊ぶのが好きな人もいるだろうが、私はある程度ツンツンされたい。よしよししようと近づいたら、ふんっと別のところに行ってしまう。これはこれでたまらない。

ねこに対してのみ現れてしまう自分の変態性に恐怖を感じる。

 

先日、NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」に世界中でねこの写真を撮影している岩合光昭さんがでていた。私も一度近くのデパートで偶然やっていた岩合さんの写真展に行ったことがある。どれも自然体なねこが写されていて癒される。国は違えど、ねこはほとんど変わらないんだなあと他国との共通点があることに少し安心する。

プロフェッショナル仕事の流儀のなかで、岩合さんが言っていたことにとても共感した部分があった。なぜ猫の写真をとるのかという問いに対して、

「ねこはもっとも身近な野生だから」と言っていた。

その通りだと思う。いつもマイペースの自然体で、時々みせる運動能力、いつもクールなのに、おもちゃを目の前でちらつかせられると、無我夢中に追いかける。気ままに生きている。そんな生き様がかっこいいとさえ思う。

 

ねこの本を買った。角田光代さんの今日も1日きみを見ていたという本だ。理由は簡単だ。この本のねこがドンピシャでタイプだったからだ。顔がシュッとしていて野生を忘れていない感じ。かわいい系というよりはきれい系だ。(撮影時期によって多少変わる)

 

 

この本には角田さんが猫を飼い始めてからの日々の暮らしや、ねこについての発見が書かれている。どれもとても平和的でとても小さな発見だ。しかしそれもねこを飼い始めてわかる新鮮な気持ちなのだろう。角田さんはねこを飼い、ねこのことを知ることで、自分の別の新たな一面に気づかされているようである。

私はねこが大好きだが、飼ったことはない。ねこと暮らすとこんなにも日常に変化があり、小さな発見や感動があるのかと、羨ましく思う。いつか絶対にねこを飼いたいと思う。

そして、ふんっと無視されて、勝手に骨抜きにされたい。

 

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

人気ブログランキング
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*